滑らかなグラデーション
風景画では、滑らかなグラデーションは
主に青空に使います。
他に、応用として夕空や夜空などもありますが、
ほぼ空の描写と言って間違いありません。
グラデーションの描き方
それでは、滑らかなグラデーションの描き方です。
はじめに水を塗る
はじめに水を塗ります。
空の部分だけでも、全面でもかまいません。
傾けたらしたたり落ちるくらい
たっぷり塗って下さい。
水平に置いて、水をしみ込ませます。
(およそ5分くらい)
絵の具を塗る
濃くしたい方から薄いほうへと
絵の具を塗っていきます。
筆は水平に動かして、往復させます。
このとき、筆を下にずらさないで
同じ場所を2〜3度往復し、
わずかに下がってから、
(筆の太さの半分くらい)
また2〜3往復します。
途中で筆に絵の具をつけないで
最後まで繰り返してみて下さい。
重ね塗り
色が薄いときは、
同じ事を繰り返します。
綺麗なグラデーションの空が出来ました。
動画
応用
「フィッシング・ピア」
空をグラデーションで塗ったあと、
乾く前にティッシュで雲を吸い取りました。
「東京湾夕景」
はじめに空色のグラデーションを塗り、
乾いてから、こんどは水平線から上へ
夕焼けのグラデーションを塗っています。
「Holy Night」
グレーのグラデーションで夜空を描きました。
0 件のコメント:
コメントを投稿