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水仙の花 Ⅱ
水仙は正月の花
古来、水仙は正月の花として愛でられてきました。繁殖力が強いので子孫繁栄の縁起物だそうで、正月の飾りにもよく使われます。今日はこれを描いてみます。
下段に動画もあるので参考にしてください。
下段に動画もあるので参考にしてください。
簡単なスケッチ
水仙はこんな感じに生けました。
本当に簡単なスケッチ。机は省略して、花も一つ一つの輪郭は描きません。
ガラスの花瓶はきっちり左右対称に描くよりは、少し「いびつ」な方が味があって良いと思います。
ガラスの花瓶はきっちり左右対称に描くよりは、少し「いびつ」な方が味があって良いと思います。
背景を描く
最初に背景を描きます。背景に水を塗って、水仙と花瓶は塗り残します。画面の下の方も水を塗らずに少しだけ残しておきます。この部分はラフに絵の具が塗られている感じになって、より絵の雰囲気が良くなるでしょう。水仙の花は花の形を思い描きながら白く塗り残していきます。
花瓶の下に写り込みを描きます。画面が乾く前に濃いめの絵の具をなすりつけるようにして、輪郭が滲むようにします。
花瓶の下に写り込みを描きます。画面が乾く前に濃いめの絵の具をなすりつけるようにして、輪郭が滲むようにします。
花を描く
特徴的な水仙の花冠(かかん)を黄色、オレンジで描きます。花の隙間や隙間から見える茎を描きます。くれぐれも花の輪郭は描かないように。
乾いたら、ごく薄い色で花に明暗を着けていきましょう。塗りすぎないように気をつけながら進めます。
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